前回コラムで、賞与に係る社会保険料について検討しました。
今回は、賞与に係る労働保険料について検討しましょう。
賞与からも、当然のように労働保険料が控除されます。
支払時に控除されるのは、労働者が負担する雇用保険料ですね。
雇用保険料は、実際の賞与支払額に保険料率を乗じて計算します。
ここで社会保険料と異なるのは、1,000円未満を切り捨てません。
また、賞与の支払時に報告をすることはありません。
以前のコラムの通り、年度更新の際に精算することになります。
社会保険と労働保険で取り扱いが異なりますのでご注意ください!