外形標準課税と減資



外形標準課税は、法人事業税の課税の方法です。

資本金の額または出資金の額が1億円を超える法人を対象にしています。

 

減資とは、資本金を減少させることです。

資本金を減少させて資本剰余金に振り返ることが多いでしょうか。

 

 

コロナ禍で、減資をする企業が増えてきました。

 

企業が減資をする理由のひとつに、外形標準課税の対象から外れたい思惑があります。

 

一部報道に出ておりますが、この動きに待ったがかかるかもしれません。

 

 

総務省の有識者会議が、意見書を提出するようです。

外形標準課税の対象に、現行の「資本金が1億円超」に加えて「資本金と資本剰余金の合計が一定額超」も加える方針です。

 

 

こうなると、減資によっても外形標準課税の対象から外れないことがあり得ます。

 

 

 

続報を注視しましょう!!

2023年11月09日