インボイス制度。
お聞きになられたことがあるでしょうか。
インボイスとは、適格請求書のことをいいます。
適格請求書とは、登録番号や適用税率等の必要情報が記載された書類をいいます。
事業者が仕入税額控除を受けるために、このインボイスが必要になります。
モノを買う側やサービスを受ける側が取引相手に求めるものです。
裏を返せば、モノを売る側やサービスを提供する側がインボイスを発行できないと、仕入税額控除が受けられないということです。
ここで、注意点として、インボイスは課税事業者しか発行できません。
免税事業者(年間売上高が1,000万円未満)の方は、取引先の求めに応じてインボイスを発行するには、課税事業者になることも同時に求められます。
課税事業者になると、納税義務はもちろんですが、申告義務も生じます。
金銭的な負担だけでなく、事務的な負担ものしかかります。
これらの負担を避けるべく、インボイスの発行を拒否することも選択肢のひとつです。
(仕入税額控除ができないことを理由に取引先が離れてしまうことも…。)
既に課税事業者の方や、取引先が免税事業者だけの方は、心配いりませんね!!