令和2年度(第70回)税理士試験、いわゆる本試験まで、あと10日。
受験生にとっては年に1度の勝負の3日間です。
もちろん私もこの本試験、何年も経験してきました。
そもそも今年の試験日程は、東京オリンピックの影響でイレギュラーでしたね。
税理士試験は例年、8月最初の火曜日・水曜日・木曜日の3日間で実施されます。
ところがこの日程では東京オリンピック(延期になりました)と重なってしまいます。
そのため、今年に限っては2週間あと倒しで18日(火)~20日(木)での実施ですね。
新型コロナウィルス感染症の影響で実施が危ぶまれていましたが、今のところこの日程通り実施される模様です。
ところが、東京国税局管轄での試験会場に直前まで調整が加えられました。
例年、6月に公表されるところが7月にずれ込み、さらに8月に入ってから、当初の試験会場に数会場追加されることが公表されました。
幕張メッセ会場が大規模イベントに該当する(受験者5,000人超と見込まれる)ため、1会場あたりの受験者を分散させるための措置です。
結局、次の3会場が追加されました。
・TOC展示会場(五反田)
・TKP市ヶ谷カンファレンスセンター(市ヶ谷)
・横浜アリーナ(横浜)
受験に際して前泊等される方は、追加の3会場に変更になった場合には、幕張メッセ近隣から変更後の会場近辺でのホテル確保に奔走されたことでしょう。
本試験に向けて最後の追い込みをしたいところでこのようなことがあると、精神的にも負担になりますよね。
受験生の皆さんは、どうにか切り替えて本試験に臨んでいただきたいと思います。
なお、私の友人も会場が変更になったので、受験票が再送されてきました。
この受験票、氏名欄が手書き(!)です。
会場が変更になった受験者数が大凡で5千人~になりそうですが、すべて手書きとなると国税局サイドの労力も相当なものですね…。
ちなみに少人数ですが、東京国税局(!)で受験される方もおられます。
まさか、東京国税局が試験会場になるとは、思いもよりませんでした…。